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カナリア
う〜ん。。。
どういっていいかわからないんです、、、。

正直、度胸ある作品だなぁってのが強かった。
直接的に実在の教団とは関係ないといっても、完全にそのことだし。。。
でも決して直球の非難ではないし、説教じみてなかったのが
観ていて嫌な気持ちにはならなかった要素だと思う。

全体的なテイストが『誰も知らない』に似てるなぁって思ったら
カメラマンが同じだったんですね。
この作品も映像のリアリティがよかったです。

最初西島さんが教祖なのかと思ってビックリしちゃった!
意外と登場人物の説明がうまく出来てて観ていて混乱することはなかった。
ストーリーは理解は出来るんだけど、最後はもう世界観が強すぎて
「何その頭!」ってちょっと冷めた。。。
でも生きることの強さが感じられて気持ちいいラストだった。

途中の出会いはとても映画的で微妙だったけど、元信者の家のシーンは
いい転換のシーンだったと思う。
対照的なお母さんの行動の痛々しさも伝わってきたし。

やっぱり「子供は親を選べない」ってのが強く納得。
ちょっとわかりにくかったのは光一の洗脳の度合いかな。

主役の2人はホントによかった。
あんな狂気あふれる表情とかすごいと思う。

カナリアってタイトル、あの教団への捜査が入ったときに
完全防備の警官が持っていたカナリアのことだろう。
確かにインパクトあったし、妙に切なく感じたのを覚えている。
そのカナリアが光一の存在とすごくリンクしていて、
彼はかごの扉を開け放ったカナリアなんだって、
すごくかっこいいタイトルだなぁって思いました。

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【あらすじ】

母親に連れられカルト教団“ニルヴァーナ”の施設で
妹とともに幼年期を過ごした12歳の少年、光一。
教団はその後テロ事件を引き起こして壊滅し、
光一は警察によって保護され、
関西の児童相談所に預けられるが、
祖父は妹の方だけ引き取っていった。
一方、母親は行方知れず。
ある日、光一は再び親子3人で暮らせる日を夢みて
脱走し、東京にある祖父母の家を目指す。
途中で光一は、同じように大人のエゴによって
深い心の傷を抱えた少女、由希と出会う…

製作:2004年・日本
監督:塩田明彦
出演:石田法嗣 / 谷村美月 / 西島秀俊 / りょう / つぐみ...
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